長く通訳をしていると「今日は上手く出来たな」という日もありますが「あ~~~あ。口も頭も回らなかった」と思う日もあります。特に駆け出しの頃は墓穴の堀りっぱなしだったような。今でも忘れられないのは平成もまだ一桁の頃の警察署訪問の通訳でどうしてもWanted(指名手配)の訳が出て来ず、思わず「オタズネモノ」と言ってしまって爆笑されたこと。説明役のアメリカ人は大して面白いことも言ってないのに何故みんな大笑いしてるんだ?と目を白黒させていましたっけ。今でこそ遠隔通訳用に購入したSennheiserのヘッドセットをつけて「RoCE (RDMA over Converged Ethernet)は日本語では「ロックイー」英語では「ロッキー」でしょ?知ってますよ」なんて顔してやっておりますが。
ちなみにこのヘッドセットのマイクの部分につける黒いものを風防(windscreen)というのだとヘッドセット機種のアドバイスを受けた通訳仲間のメールで初めて知りました。まだまだ学ぶこと多し?